構造化データによるリッチリザルト対応
構造化データとは、あなたのサイトの内容をGoogleなどの検索エンジンに正しく伝えるための方法です。
例えば、あなたのサイトがヨガのレッスンを紹介しているとしたら、そのレッスンの日時や場所や料金などを構造化データとしてマークすることで、検索エンジンはそれらの情報を理解できます。
SEO影響度 | 導入し易さ | 重要度 |
---|---|---|
★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ |
カトさん@PV1億のSEOプロ
- SEO専門家歴15年
- 法人サイトSEO 200件以上
- 個人サイトSEO 50件以上
- 月間1億PVサイトSEO9年担当
- SEOブログで月収400万円
某渋谷サイバー系SEO会社でSEOコンサル→某外資グローバル企業でSEOマネージャー→独立、現在はSEOコンサルと実店舗ビジネスで事業展開中
リッチリザルトとは?
リッチリザルトとは、構造化データを使って検索結果により多くの情報を表示することです。
構造化データが導入されていないとGoogleに高い評価を受けないわけではありません。
ですが、検索結果画面であなたのサイトへのリンクを大きく目立たせることができるため、クリック率は格段にUPするはずです。
また、情報を正しい形式でGoogleに認識させた方が、より速く正確に検索結果に表示されるようになります。
サポートされている全リッチリザルト タイプ
2023年現在、Googleは以下のリッチリザルトタイプをサポートしています。
一般的なブログサイトであれば、記事・パンくずリスト、実店舗サイトであれば、ローカルビジネス・レビューなどが該当します。
- 記事
- パンくずリスト
- カルーセル
- コース
- データセット
- 教育向け Q&A
- 雇用主の総合評価
- 給与推定額
- イベント
- FAQ
- ファクト チェック
- ガイド付きレシピ
- 画像メタデータ
- 求人情報
- ローカル ビジネス
- ロゴ
- 数学の解法
- Movie
- 販売者のリスティング
- 練習問題
- 商品スニペット
- Q&A ページ
- レシピ
- レビュー スニペット
- サイトリンク検索ボックス
- ソフトウェア アプリ
- 特別なお知らせ
- 登録コンテンツ
- Video
構造化データによるリッチリザルト対応の方法
構造化データ・リッチリザルト対応するには、専門的な知識やコードが必要ですが、WordPressであればプラグインを使うことで簡単に実装できます。
おすすめのプラグインは以下の通りです。
All In One SEO
このプラグインは、記事ごとに構造化データのタイプ(レビュー、レシピ、イベントなど)を選択して、入力欄にテキストを入れるだけで構造化データを追加できます。設定も簡単で、初心者でも使いやすいです。
Schema – All In One Schema Rich Snippets
このプラグインは、サイト全体に関する構造化データ(サイト名、ロゴ、連絡先など)を自動的に追加できます。また、記事ごとに構造化データのタイプ(記事、ブログ投稿、イベントなど)を選択してカスタマイズできます。
XML Sitemap Generator for Google
このサイトでも使っているプラグインです。細かい設定をせずとも基本的な構造化データの出力をしてくれます。
構造化データの確認方法
リッチリザルトテストページを開く
Googleのリッチリザルトテストページで調査したいURLを入力します。
テスト結果ページで確認
表示させたい構造化データが検出されていればOKです。
下記の例で言えば、「記事」と「パンくずリスト」の構造化データが検出されています。
まとめ
リッチリザルトは、ユーザーにとって魅力的で、クリックされやすくなる施策です。
サイトの情報の種類にもよりますが、ぜひ導入を検討してみてください。