HTTPS化・SSL証明書の導入
ワードプレスでSEO対策を行うには、HTTPS化・SSL証明書の導入を行うことがおすすめです。HTTPS化・SSL証明書の導入とは、ワードプレスのサイトとブラウザとの間の通信を暗号化し、安全に保護するための設定です。HTTPS化・SSL証明書の導入を行うことで、サイトの信頼性やユーザビリティを高めることができます。また、検索エンジンはHTTPS化されたサイトを優遇する傾向にありますので、SEO対策にも効果的です。
SSL証明書の種類と選び方
SSL証明書とは、サイトとブラウザとの間で暗号化通信を行うために必要なデジタル証明書です。SSL証明書には、認証レベルや価格、機能などによって以下の3種類があります。
- ドメイン認証タイプ:ドメイン名の所有者を確認するだけの最も簡単なタイプ。低価格でスピード発行が可能。
- 企業実在認証タイプ:ドメイン名だけでなく、企業名や住所なども確認するタイプ。中価格で信頼性が高い。
- EV認証タイプ:ドメイン名や企業情報に加えて、法人番号や電話番号なども厳密に確認するタイプ。高価格で最高レベルの信頼性がある。
自分のサイトの目的や予算に合わせて、適切なSSL証明書を選ぶことが重要です。例えば、個人ブログやキャンペーンページなどではドメイン認証タイプで十分ですが、オンラインショップや金融サービスなどではEV認証タイプがおすすめです。
HTTPS化・SSL証明書の導入には以下のような方法があります。
エックスサーバーで無料でSSL証明書を自動取得する
エックスサーバーでは、無料で簡単にSSL証明書を取得できるようになっています。ドメイン名をエックスサーバーに登録するだけで、自動的にドメイン認証タイプのSSL証明書が発行されます。ドメイン認証タイプは、ドメイン名の所有者を確認するだけの最も簡単なタイプです。個人ブログやキャンペーンページなどでは十分なレベルです。
エックスサーバーでSSL証明書を自動取得する方法は、以下の手順で行えます。
- エックスサーバーにドメイン名を登録する
- SSL証明書が自動的に発行される
- ワードプレスのURLをHTTPSに変更する
ワードプレスのURLをHTTPSに変更する
SSL証明書を取得したら、ワードプレスのURLをHTTPSに変更する必要があります。URLをHTTPSに変更することで、サイトとブラウザとの間で暗号化通信が行われるようになります。
URLをHTTPSに変更する方法は、以下の手順で行えます。
- ワードプレスの管理画面から「一般設定」を選択する
- 「WordPress アドレス (URL)」と「サイトアドレス (URL)」の頭にある「http://」を「https://」に変更する
- 「変更を保存」ボタンをクリックする